旅のルール2
「旅のテーマを決める!」

研修のテーマ・縛りも自身で設定します。
普段生活をしている環境では決してできないことや、住み慣れた土地には無いもの、簡単に実現できないことにチャレンジする、など、日常では簡単にできないようなことをじっくり考えていきます。
自分の行動に縛りを課すことや、テーマそのものは背伸びしたりジャンプしてやっと手が届くような設定をすることが重要です。
サンパナジャーニーではきっぷで行ける範囲、限られた予算と日数があり事前に立てた計画を事前に提出します。
一見不自由な制約に見えますが、限られた範囲の中で考えるほうが全くの白紙よりもやりたいことに優先順位をつけやすくなります。
それさえ決まればルートや行き先も見えてくるはず。目的やルートなどは誰にも指図されず自分の思うままに計画をすることができるのです。
自分から旅行に行きたくなった時にはすでに何かの目的を頭の中に描いているはずです。ところが誰かから「自由に」と言われるとどうしていいかわからなくなってしまった経験はありませんか?
研修期間はひとり旅をしながら立ち寄った土地で沢山の方と触れ合うこと、その地域の課題を見つけてくることを必達項目としています。この研修を通じ、社会人としてもふさわしい成長につながるマインドセットを体感することになるでしょう。
そもそも「自由とは何か」ということについて考えてみたことはありますか?
自由は哲学の用語で「他からの制約・支配などを受けずに自らの意思・心・本性のままであること」という意味ですが、実際の生活では何の制約もない自由を実現することはほぼ不可能だと考えられています。
今ここに生きている限り、地球という1つの惑星、自然という制約の中で、人間が作り出したものの国、学校、会社、家族などの枠組みの中で私たちは存在しています。
もう一つの意味では「自分の心のままに行動できる状態」なので、今の制約(枠組み)の中でも自分がやりたいことを実現することが現代の自由という言葉の定義なのかもしれません。
何をするのにも目的は必要です。たとえ会社でも大きな目的があってそれに向かってひとり一人が自分の目標を設定して進んでいるのです。
計画はその道しるべのようなもの。行き先をじっくりと考えることは生き方を考えることに繋がると思いませんか?
このルールで育まれるチカラ
「挑戦力」「目標設定力」「想像力」