旅のルール3
「旅のルートを計画する!」

青春18きっぷは鹿児島~北海道までの陸路でJRが運営するほとんどの普通列車を利用することが出来ます。
一部JRが運営する船も利用可能で、別途料金を支払えば「青春18きっぷオプション券」も使用できます。
発着は自宅最寄り駅。5日間で帰ってくるためのルートを計画します。
旅のテーマや目的もひとり一人の主体性に任せています。他の社員と同行は禁止です。そのため全員が異なるルートをたどることになります。
研修が終わった後は旅日記をまとめて全員分を1冊の本にすることで様々な旅の体験をサンパナの社員全員と共有します。
サンパナジャーニーではテーマ・縛りを決めたあと、それを達成するための行先やルートを計画します。
青春18きっぷは同じ日付内ならどこまでも行けて何度でも乗り降りできますが、基本はあくまでも普通列車のみ。乗り継ぎを調べてみると乗り換えの待ち時間が2時間なんてこともあり、思ったよりも進めないこともしばしば。計画してみることで初めてそのようなことが分かるのです。
行程表にはその日の出発駅~到着駅とそれぞれの時刻、途中で改札を降りる駅と滞在時間を時刻表から調べて記入していきます。そうすることでその日はどこで宿を予約すればいいのか、または宿泊地に行くには何時までにたどり着けばいいのかがわかります。
また、乗り換え時間が長ければその駅を降りて散策することもできるので、その駅周辺の情報なども事前に調べておけば安心です。行ったことのない場所、限られた時間の中で何をするかは情報を駆使して実現できるかを計画段階で入念にシミュレーションしておくことが大切になるのです。
また5日間ひとりで旅を続けることは想像以上の体力が必要です。もし、その計画が甘かった場合やりたいことはおろか宿にたどり着けない可能性も出てきます。
さらにギリギリの時間で計画を立てた場合、実際に列車の遅れが出るのもよくあることです。そのことも頭の片隅に入れて余裕を持ったスケジュールを組む必要があるかもしれません。
このルールで育まれるチカラ
「調査力」「創造力」「危機回避力」