旅のルール6
地域課題を見つける!
(新入社員の気持ち)
ひとり旅で段々色んな人と気軽に話せるようになってきたけど、難しいのがこの必達項目の訪れた地域の課題を見つけること・・。計画を立てているときに研修担当の人に聞いてみたんだけど、どうも自分は課題と問題の考え方がごちゃ混ぜになっているらしい。
それに課題は誰かに聞けばすぐにわかるのか、自分で見て気づくほうがいいのか。でもまだ問題が発生していない段階で見つけるということなら、聞いても相手は分からないのかもしれない。とりあえずは、何か困っていることがないかを聞き取りしていってみよう。
話しかけて集めた困りごとを並べてみると、すごく範囲が大きいものもあれば、個人的な話もあるな・・。自分の聞き方が悪いのかもしれない。課題はある程度の目標や目指すものがあって初めて設定できるとも言ってたし、自分の質問の範囲をもう少し具体的に絞って聞いてみるほうがいいのかも。
そうやって話を聞きながら次の目的地に移動しているんだけど、街の景色や住んでいる人、お店も同じだと思っていたけどよく見ると場所によっても全然違うんだな。見たことないようなお店も沢山あるんだけど、なぜ自分が住んでいるところにはないんだろう・・。必要がないのか?それともないのに何か理由があるのだろうか?
今まで、何の疑いもなく自分が住んでいる地域が標準で当たり前だと思っていたけれど、自分が知っていることなんてすごく範囲が狭いのかも。もっと色んなことを知っていかなければ課題も見えないし問題を解決する方法なんて到底思いつかないかもしれない。
それでもこの旅の5日間、色んなルートをたどって、今まで乗ったことがない列車に揺られながら見たことない景色を沢山目に焼き付けて、沢山の出会いや話を聞いたり・・それだけでも少しだけ自分がレベルアップしたような気がする。残された時間は少ないけれど自分なりの答えを見つけてみたい。