旅のルール6
「地域課題を見つける!」

サンパナジャーニーでは訪れた地域で課題を見つけてくることを必達項目としています。
この研修では仮説を立てヒアリングし、あらゆる情報を整理すること、課題の設定・発見・解決力が必要になります。
課題発見力とは表面上トラブルが発生していない中で自ら課題を見つけ出していく力です。潜在的に存在する課題の本質を見つけるためにはどうしたらいいのでしょうか?
大切なことは、日頃から身近なものごとや周りの人たちの意見、目に見えるものや聞こえるもの全て、そして自分の考え方・・その全てを疑うことです。現状に疑問を持つことから始まります。
ボールペンの芯はなぜ丸い形状なのか?牛乳はなぜ白いのか?信頼できる人の発言すべては正しいのでしょうか?そしてそのことを気にも留めなかった自分自身のことを疑問に思ってみてください。今まで当たり前だと思っていたことは実は他の地域や日本以外の国では当たり前ではなかったり、全く違う形なのかもしれません。
全ては気づくことから始まります。気づくためには日頃から色々な情報をキャッチするためのアンテナを張っておくこと。
そしてひとり旅に出たら普段生活している環境と立ち寄った地域の様子を比較することでも様々な課題が見つかるはずです。
今回、研修で発見した課題はすぐに解決できるものではないかもしれませんが、この5日間の旅は自分の中で変化を起こします。
そして見つけた課題を書き留めておくことでこの先仕事においても何らかのヒントとなる日が来ることになるでしょう。
これから次の世代を担う社員と一緒に歩んでいく企業にとって大切なことは、変わらない価値観をもちながら、常に変わっていく今とその先の未来の行方に早く気づいて、自らがその良い変化の為に行動することなのです。
このルールで育まれるチカラ
「探求心」「分析力」「変人力」